Zoomの画面共有は使い方を間違えると、映したくないものまで共有されてしまって大事故になるので注意が必要です。
でも使い方さえ間違えなければ大丈夫です。今回は、用途別に最適な画面共有のやり方を解説します。
Zoomの画面共有手順
まずはZoomの基本的な共有機能の使い方を説明します。ミーティング中に下のメニューから「共有」をタップしてください。もしメニューが表示されていない場合は、画面をどこでもいいので軽くタップしてください。そうすれば下にメニューが表示されます。
メニューに「共有」がない場合は、ミーティングホストが共有機能を使用できないように設定しています。参加者側にはどうすることもできないので、ホストに共有機能を許可してもらうようお願いしてください。
「共有」をタップすると以下のようにメニューが表示されます。
全部で9個選択肢があります。どれを選べば良いかは用途によって異なります。
iPhoneの画面を全て共有する
何かの手順やアプリの使い方を説明する際は「画面」を選択しましょう。
「画面」を共有すると、あなたのiPhoneの画面がすべてライブ中継されます。つまり、特定のファイルやページだけじゃなくて、そのファイルやページを開くまでの工程まで全て共有されてしまうんです。
なので、オンライン講座やコンサルなどで何かの手順ややり方を説明する場合は、この画面共有が1番良いやり方だと思います。
しかし、特定のファイルやページだけを共有したい場合は、この画面共有は危険です。
ファイルだけを画面共有する方法
プレゼンの資料など特定のファイルだけを共有したい場合は、画面そのものを共有するのではなく、ファイルだけを共有することをおすすめします。
ファイルを共有する方法
Zoomでは以下のクラウドにあるファイルを共有することができます。
- iCloud Drive
- Box
- Dropbox
- GoogleDrive
- Microsoft oneDrive
クラウドを選択してファイルを選べば、以下のようにスライドショー形式で資料を共有することができます。
ファイルを選択しているときの画面を共有されないので安心してください。
iPhone内にあるファイルを共有する方法
ちなみに、共有メニューの中に「iPhone」と言う選択肢はないんですけど、iPhone本体に保存してあるファイルも共有することができます。
やり方は簡単です。共有メニューの中から「iCloud Drive」を選択してください。
するとiCloud Driveが表示されるはずです。ここで左上の「ブラウズ」をタップしてください。
するとiCloud Driveの他に「このiPhone内」が表示されるはずです。
「このiPhone内」を選択すると、iPhoneの中に保存してあるファイルも共有できます。
写真だけ画面共有する方法
写真だけを共有したい人は「写真」を選択してください。
すると写真フォルダにアクセスします。
共有したい写真の右上にあるチェックサークルをタップして選択してください。写真をタップしてもプレビューされるだけで選択されたことにならないので注意してください。
写真は複数選択することもできます。選択した写真の右上には番号が表示されます。選択し終わったら右下の「完了」をタップしてください。
すると以下のように写真が共有されます。
写真を複数選択した場合は1枚ずつ表示されます。横にスワイプすれば写真を切り替えることができます。
ちなみに、この方法で共有できるのは写真だけです。写真フォルダの中にある動画は共有できないので注意してください。
WEBサイトを画面共有する方法
WEBサイトやYouTube動画を共有したい場合は「WEBサイトURL」を選択してください。
すると入力画面が出てきますので、URLを入力するかコピペしてください。
WEBサイトを共有すると、WEBブラウザでサイトを閲覧している時と同様にリンクをクリックしたりページを移動したりすることができます。
Zoomの画面共有は危険?
今回の内容をまとめます。
- アプリの使い方や何かの手順を説明する場合は「画面」共有がオススメ
- プレゼン資料など、特定のファイルだけを共有したい場合は「iCloud Drive」「Google drive」などを選択してファイルだけを共有する
- 写真フォルダの中にある写真を共有したい場合は「写真」共有がオススメ
- サイトやYouTube上の動画だけを共有したい場合は「webサイトURL」共有がオススメ
冒頭でも書いたんですけれども、画面そのものを共有してしまうと、アプリやファイルだけではなくて操作工程が全て共有されてしまうので注意してくださいね。
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