異なる環境光の下でも画面を同じ明るさに保つ機能として「True Tone」という機能が追加されました。
iPhoneを長時間使用する方にとって、画面が一定ということは、それだけ目の自動調節機能を使用せずにiPhoneがやってくれるため、疲れ目対策にもなるということです。
しかしこの「True Tone」の機能。
オンにしていることで環境光を察知するセンサーが作動して電力消費が多くなるため
- バッテリーの減りが激しい
との噂があるようです。
人によっては極力電力消費を減らしたいため、それを目にして使用しない方も多いのではないでしょうか?
しかし本当にiPhoneのTrue Tone機能でバッテリーの減りが激しくなるのか?
実際に「iPhoneのTrue Tone機能をオンにしていることで、消費電力が多くなるのか」を実験しつつ個人的に内容をまとめてみました!
iPhoneのTrue Tone機能で消費電力は変わるのか?
実験内容
今回使用した機種:iPhone XS
100%充電しきった状態から1時間ほど画面をつけっぱなしにしてみて、通常時の状態とTrue Tone機能をオンにした状態。
どのくらいiPhoneのバッテリーが減るのか?パーセンテージで確認してみた。
実験結果
画面が通常時の場合(100%→94%)
True Tone機能をオンにした状態の場合(100%→94%)
今回実験したところ、ほぼ差は出ないという結果になりました。
バッテリーの減りが早い機種とそうでない機種がある
Night Shift機能のところでも説明しましたが、バッテリーの液晶ディスプレイよりも有機ELディスプレイの方が、光の強弱で色合いを変更しているため、色合いによってはバッテリーの減りが早い可能性があります。
詳しくは『バッテリーの減りが早い?iPhoneのNight Shift機能で消費電力が変わるか実験してみた』を参照して下さい。
とはいえNight Shift機能の際にもあまり変化が無かったため、こちらは誤差の範囲内だと思います。
センサーをもっと使用していたら減りが早くなるかも?
今回の実験では、異なる環境光での実験はしていないため、センサーが作動していない可能性が高いです。
もともとTrue Tone機能のセンサーを作動するからこそ、消費電力が多くなって早くバッテリーが無くなるという理由だったので、今回の実験だけでは不十分かと。
一応実験を行った時間帯が冬の16時~17時くらいと、日没の時間帯にはしてみました。
もしもう一度実験するのであれば、異なった環境光を2つ用意して、それぞれ一定の時間帯で変えて照らしてみて、消費電力が多くなるか調べるかなあ。
・・・多分面倒くさくなってやらないと思う
というわけで、まとめ
今回の実験結果では、iPhoneのTrue Tone機能を使っても、消費電力はそれほど変わりませんでした。
おそらくですが、センサーをもっと使用していたら分からないので、実験としては不十分かなあとは思います。
ですが環境光が1時間に数十回とか変わらない限りは、True Toneの機能も作動しないため、バッテリーが早く減るということは無いと思います。
省電効果にしては、かなり薄いと思ってみたほうが良いでしょう。
もし気にしている方は、画面の明るさや別の方法を確認してみてください!
では、今日はこの辺で!
この記事が役に立った場合はSNSでのシェアをよろしくお願いします