- 離れたところからiPhoneのカメラを操作したい
- 遠隔でiPhoneカメラのシャッターを切りたい
- 古いiPhoneを遠隔操作して防犯カメラとして使いたい
・・・とお悩みのあなた!
少し離れたところから自撮りをしたいときってありますよね。そういう時、周りに友達がいればiPhoneを渡して撮ってもらうこともできますが、誰もいない場合や、全員入ってる集合写真を撮りたい場合はそうもいきません。
そんなときは、遠隔シャッターや遠隔操作アプリを使えば、自分で遠くから自撮りができますよ。
また、家に小さいお子さんやご老人がいる場合、自分が家にいない間の様子が気になるから防犯カメラを置いておきたい人も多いと思います。そんなとき、もし古いiPhoneやiPadがあれば、それを遠隔操作して防犯カメラとして使うこともできるんです。わざわざ防犯カメラを買わなくて済みます。
というわけで、今回はiPhoneのカメラを遠隔操作して使う方法を紹介します。後半で自分のiPhoneが第三者に遠隔操作されるリスクについても解説しているので、ぜひ最後までお読みください。
遠隔シャッターでiPhoneカメラを操作しよう
iPhoneのカメラを遠隔操作する方法で一番簡単なのは、遠隔シャッターリモコンを使う方法です。リモコンをiPhoneを接続して、遠隔でiPhoneカメラのシャッターを押します。
遠隔シャッターリモコンの種類
遠隔シャッターには大きく分けて「有線タイプ」と「無線タイプ」があります。
有線タイプはリモコンとiPhoneをケーブルで接続して操作します。ケーブルの長さ以内の距離でしか使えませんが、接続が安定するというメリットがあります。
無線タイプは、iPhoneとリモコンをBluetooth接続で繋いで操作します。結構離れたところから操作できます。ただし、Bluetooth接続にも距離の限界があります(10mくらい)。また、電波の状況によっては接続が途切れることもあるので注意が必要です。
まぁ、普通に写真を取るだけなら無線タイプ(Bluetoothタイプ)が使いやすいと思います。
おすすめシャッターリモコン3選
シャッターリモコンにも色んなメーカーがあります。特に使いやすい・コスパがいいシャッターリモコンを3つ紹介します。
A-Bシャッター(GOCOUP)
出典:Amazon
1つ目はA-Bシャッターです。これはAmazonでもベストセラー1位になっているBluetooth接続タイプの遠隔シャッターリモコンです。値段は700円弱です。
電源をつけて、iPhoneとBluetooth接続すれば自動的にカメラのシャッターとリモコンのボタンがリンクします。めちゃくちゃ簡単です。通信距離は10mまでですが、普通に写真撮るくらいなら十分事足ります。
スナップリモート(フォーサイト)
出典:Amazon
2つ目はスナップリモートです。機能はA-Bシャッターとほぼ同じで、値段も1000円弱とかなりコスパが良いです。
A-Bシャッターとの違いは、リモコンにフックがついているという点ですかね。このフックを取り外してiPhoneにつけるとスタンドとして使うこともできるため、三脚などを用意する手間が省けます。三脚って地味高いですから、結構助かると思いますよ。
TUNAIボタン Bluetoothメディアコントローラー(Tunai Creative)
出典:Amazon
3つ目はTUNAIのメディアボタンです。これはシャッター機能だけでなく、音楽を再生したりSiriを起動したりなど機能がかなり豊富なリモコンです。
有効距離は上記2つと同じ10m。
バッテリーの寿命は約3年。
値段は4000円弱と少し高いですが、シャッター以外にも遠隔でiPhoneを操作したい場合はおすすめです。
遠隔操作アプリでiPhoneカメラを操作しよう
その場にiPhoneを持っている人が2人以上いる、もしくはiPhone・iPadなどのiOSデバイスを2台以上持っている場合は、アプリを使ってiPhoneカメラを遠隔操作することもできます。
仕組みとしては、アプリを使って二台のiPhoneカメラを同期して、片方のiPhoneを操作して、もう片方のiPhoneで撮影するみたいなイメージです。
使い方を簡単に説明すると・・・
- 二台のiOS端末に遠隔操作アプリをインストール
- 同じWi-Fiスポットにアクセス
(Wi-Fiがない場合はBluetoothで二台を接続) - 二台ともアプリを起動
- 子機(カメラ)を置く
- 親機でシャッターを押して撮影
アプリによって若干設定方法が違いますが、大体こんな感じです。
写真を撮りたいだけなら、「ペアシャッター」や「自撮りカメラ – PairCamera」などのアプリがおすすめです。
「iPhoneやiPadを監視カメラのように使いたい」というように長時間ビデオを撮影して遠隔で操作・確認したい場合は、「AtHome Camera – 遠隔監視」や「TrackView」などのアプリがおすすめです。
iPhoneを遠隔操作する際の注意点
iPhoneを遠隔操作すること自体は違法ではありませんが、他人のiPhoneを遠隔操作する場合は、相手に許可を取らないと違法になります。たとえ相手が家族であっても関係ありません。
「バレなきゃ大丈夫」と思うかもしれませんが、基本的に遠隔操作中は通知が出ますし、知らないアプリがホーム画面にあったら誰だっていつかは気づきます。無断で遠隔操作アプリをインストールするだけでも訴えられる危険があるので気をつけてください。
逆にiPhoneが遠隔操作されるかも?
ここまで自分でiPhoneを遠隔操作する方法を解説してきましたが、逆に自分のiPhoneが他人に遠隔操作されるリスクと対策についても解説しておきます。
ハッキング・ウイルスで遠隔操作されるかも
凄腕のハッカーであれば、何の接点もない他人のiPhoneにハッキングして遠隔操作することも可能です。しかし、普通に生活しててハッカーに狙われることなんて無いと思うので、これはあんまり心配しなくてもいいと思います。
ただし、iPhoneを脱獄して非公式のアプリをインストールしている場合、その非公式アプリにウイルスが入っていて、iPhoneを乗っ取られる可能性があります。
iPhoneを脱獄させることはAppleの規約違反ではあるものの、違法ではありません。なので百歩譲って脱獄は止めません。しかし、脱獄しても非公式のアプリは危険なのでインストールしないことをおすすめします。
知人に遠隔操作されるかも
「ハッカーに狙われる心配もない」
「非公式のアプリもインストールしてない」
・・・という人は、見ず知らずの第三者にiPhoneを遠隔操作れるリスクはほぼ無いと思います。ただし、身近な知人に遠隔操作される危険はあります。
そうです。
今回紹介した遠隔操作アプリを勝手にインストールされて、iPhoneを遠隔操作される可能性があるんです。なので、友達や家族に自分のiPhoneを渡さないようにしましょう。また、もし落とした場合に備えて必ずロックをかけておきましょう。あと、定期的に変なアプリがインストールされていないか確認しておくことも重要です。
今回のまとめ
今回の内容をまとめます。
- 遠隔シャッターリモコンをiPhoneに接続すれば、一人でも遠隔操作で自撮りができる
- 遠隔シャッターリモコンには有線タイプと無線タイプがあるが、無線タイプの方が使いやすい
- iOSデバイスが2台以上ある場合は、遠隔操作アプリを使って2台の端末を同期して、片方のデバイスでもう片方のデバイスを遠隔操作することも可能
- 他人のiPhoneを遠隔操作する場合は必ず相手の許可を取る必要がある
- 他人にiPhoneを遠隔操作されないためには、iPhoneにロックをかけて、他の人に渡さないようにする
- iPhoneを脱獄して非公式アプリをインストールすると、ウイルスに感染してiPhoneが遠隔操作される可能性があるので注意が必要
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