「機種変更後、iPhoneにLINEトーク履歴を復元したらアプリが開けなくなった」という場合は、バックアップデータが破損している可能性が高いです。もう一度バックアップからやり直しましょう。
LINEのバックアップデータが破損する原因と対策
LINEのトーク履歴は、以下の手順でiCloudにバックアップすることができます。
- LINEのホーム画面左上の設定(歯車アイコン)をタップ
- 「トーク」を選択
- 「トークのバックアップ」を選択
- 「今すぐバックアップ」をタップ
しかし、たまにバックアップが「アップロード中」から進まないことがあります。
こうなった場合、一度LINEアプリを閉じてやり直す必要があります。
バックアップが完了してない状態でアプリを閉じると、「前回のバックアップ日時」は更新されますが、バックアップデータは破損している可能性が高いです。破損データを復元してしまうと、LINEが開けずに落ちてしまいます。
そのため、バックアップが進まない原因を特定して、バックアップをやり直す必要があります。上手くバックアップできない原因は以下の3つです。
アプリ・iPhoneの不具合
一番多いのはLINEアプリの一時的な不具合です。これはアプリを再起動すれば解決します。5分ほど放置しても進行状況が0%のまま変わらない場合は、LINEアプリを閉じて、もう一度立ち上げてからバックアップし直してください。
それでも駄目な場合は、iPhoneを再起動させてからバックアップしましょう。ちなみに、バックアップの途中でLINEアプリやiPhoneを再起動しても、トーク履歴が消えたりはしないので安心してください。
通信状況が悪い
LINEアプリやiPhoneを再起動しても上手くバックアップできない場合は、通信状況を確認しましょう。通信速度制限などがかかっている場合は、アップロードがなかなか進みません。Wi-Fiに接続して試してみてください。
iCloudの容量不足
Wi-Fiに接続してもバックアップが進まない場合は、iCloudの残り容量を確認しましょう。ちなみにiCloudの無料で利用できる容量は5GB までです。
僕みたいに容量に余裕があれば(あり過ぎる!)問題ないのですが、残り容量が足りないとバックアップできません。この場合の解決方法は2つあります。
iCloudのアップグレード
1つ目は、iCloudのストレージをアップグレードさせる方法です。
iCloudの画面で「ストレージを管理」をタップすると、以下のような画面になります。ストレージ容量を選択して、右上の「購入する」をタップすれば、iCloudのストレージをアップグレードさせることができます。
iTunesにバックアップ
2つ目は、iTunesにバックアップする方法です。この方法ではUSBケーブルとPCが必要になります。お金はかかりませんが、iCloudバックアップと比べると若干面倒くさいです。iTunesを使ったバックアップ方法は以下の記事をご参照ください。
⇒ 1クリックで完結!?iTunesでiPhoneのバックアップを取る方法
LINEの復元やり直し
ちゃんとバックアップできたら、新規端末にトーク履歴を復元しましょう。
破損データを復元してしまいLINEが立ち上がらなくなった人は、一度LINEアプリを削除してください。アプリを削除するには、設定アプリで「一般」を選択します。
次に「iPhoneストレージ」をタップしてください。
するとストレージの使用状況と、アプリごとの容量が表示されます。LINEを選択してください。
一番下の「Appを削除」をタップすれば、LINEアプリを削除することができます。
アプリを消せば、復元してしまった破損データも一度消えます。その後でもう一度LINEをインストールし直して、新しくバックアップしたデータを復元し直してください。
iOSやアプリのバージョンが違うとLINEが落ちる
ここまでの内容をまとめると
- バックアップ復元後にLINEが落ちる場合はデータの破損
- LINEが立ち上がらなくなったら、一度アプリを消してバックアップからやり直す
- バックアップが完了していない状態でアプリを閉じると、データが破損する
- バックアップが進まない場合はアプリ・iPhoneを再起動
- 通信状況が悪かったり、iCloudのストレージ容量が足りない場合もバックアップが進まない
最後に補足です。
バックアップを取った時とデータを復元する時とで、iOSやLINEアプリのバージョンが違うと、データの復元に失敗してLINEが立ち上がらなくなることがあります。バックアップを取る時は事前にiOSとアプリのバージョンを最新版にアップデートさせておきましょう。
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