2020年4月、Twitterで「Zoomのプライベートチャットの内容がホストに見られていた」という話が話題になりました。
なんでもオンライン授業中に友達とプライベートチャットで話しているのを、先生に注意されたらしいんです。
- 「ホストから見えるの?」
- 「ホストにバレるなら全然プライベートじゃない」
という声が続出したこともあり、アップデートが入りました。
最新版のZoomアプリでは、プライベートチャットの内容をホストに見られる心配はありません。
というわけで、今回はZoomのプライベートチャットについてお話します。
プライベートチャットって何?
Zoomでチャットを送信するとき、全員に送信するか、個人宛に送信するか選ぶことができます。
全員送信のチャットを「オープンチャット」、個人宛のチャットを「プライベートチャット」と言います。
プライベートチャットは、宛先の後に(プライベート)と表示されます。
ホストからプライベートチャットはどう見えてる?
現在のZoomでは、チャット画面には「全員宛のオープンチャット」と「自分宛・もしくは自分発信のプライベートチャット」しか表示されません。
ホストの画面でも他の参加者のプライベートチャットは表示されないようになっています。
また、ホストや他の参加者がチャット履歴を自動保存するように設定している場合でも、自分以外の参加者のプライベートチャットの内容が自動保存される心配はありません。
2020年4月時点ではホスト側からプライベートチャットが見れてしまうという報告がネット上で数多く見られました。
そのため、2020年6月以降からはその不具合が解消されています。
現在はプライベートチャットをホストに見られたり自動保存される心配はありません。
Zoomの公式サポートページにも「チャットを保存すると自分宛てに直接送信されたチャットと全員に送信されたチャットのみが保存される」と書かれています。
プライベートチャットは禁止?
2020年4月時点では、ホストが他の参加者のプライベートチャットを閲覧できてしまう不具合がありましたが、現在は解消されています。
チャット画面には全員宛のオープンチャットと自分宛て・自分発信のプライベートチャットしか表示されません。
また、チャット自動保存しても、他の参加者のプライベートチャットは保存されません。
ちなみに、ホストは参加者がプライベートチャットを使えないようにチャット機能を制限することができます。
ホストがプライベートチャットを見れなくなったことで、学校・大学の先生はオンライン講義をする際、プライベートチャット機能を制限する人が増えているようです。
まぁ、プライベートチャットって「私語」ですからね。授業中は私語厳禁です。
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