- iPhoneの充電ケーブルを買いたいんだけど、どのタイプのやつを買えばいいの?
- USBタイプCのケーブルでも充電できるの?
- iPhone12はUSBタイプCのケーブルに対応したって聞いたけど、他のiPhoneはどうなの?
・・・とお悩みのあなた!
結論から言います。iPhoneはLightningケーブルじゃないと充電できません。USBタイプCもタイプBも対応していません。注意してください。
というわけで、今回はiPhoneの充電ケーブルの端子のタイプについて詳しく解説しています。これから充電ケーブルを買おうとしている人は参考にしてみてください。
ケーブル端子のタイプ
スマホの充電ケーブル端子は、3種類あります(下の画像)。
左からLightning、USB-C、USB-Bとなっています。
Lightningケーブル端子
一番左のLightningケーブル端子はApple独自の規格のケーブル端子です。上下どちらでも挿入できるのと、割と転送速度が早いことが魅力です。
しかし、iPhone・iPad・iPodなどアップル製品にしか使えないというデメリットがあります。
USBタイプBケーブル(microUSBケーブル)端子
一番右のUSBタイプBケーブル端子は、Android端末の充電ケーブルとして長く使われている規格(USB2.0)です。microUSBケーブル端子とも言います。
Androidスマホ・タブレット以外にもいろんな電子機器に対応しているので(PCの外付け機器とかPlaystation Vitaなど)、汎用性があって凄く便利です。ちなみにタイプBは上下の向きが決まっています。
USBタイプCケーブル
真ん中のUSBタイプCケーブル端子は、Android端末の充電ケーブルとして最近出てきたUSBの次世代規格(USB3.1)です。2016年位から普及してきた規格なので、古いスマホ・タブレットだと対応していませんが、タイプBよりも充電・転送速度が早いため。タイプC端子を挿せる充電器(ACアダプタ)も増えてきています。
Lightning端子と見た目が少し似ていますが、サイズや形状が結構違うので注意が必要です。
USBタイプAケーブル端子
余談ですが、USBケーブル端子にはあと一つタイプAという一番古い規格(USB3.0)があります。これはスマホ側じゃなくて充電器側によく使わている端子です。
iPhoneも充電器側の端子はこのタイプAが採用されてきました。
iPhone側はずっとLightningケーブル
iPhone12が発売される前に、「iPhone12はUSBタイプCのケーブルに対応する」という噂がありました。そして実際に、iPhone12には「Lightning - USB-Cケーブル」が同梱されました。
しかし、これは充電器側の端子がUSBタイプAからタイプCに変わったというだけで、iPhone側に挿す端子は今までと変わらずLightning端子です。なので「USB-C - USB-Cケーブル」はiPhoneには使えません。注意してください。
ちなみに「Lightning - USB-Cケーブル」は従来の「Lightning - USBケーブル」よりも充電速度が早いです。これはiPhone12以前の端末でも使えるので、高速充電したい場合は「Lightning - USB-Cケーブル」を買いましょう。ただし、これはUSBタイプCの端子が入る充電器じゃないと使えません。iPhone12以降はUSBタイプCの充電器が同梱されていますが、それ以前のiPhoneだと同梱されている充電器がUSBタイプAです。古いiPhoneを使っている人は一緒にタイプCに対応した充電器も買いましょう。
まとめ
今回の内容をまとめます。
- iPhoneにはLightningケーブル端子しか刺さらない
- iPhone12はUSBタイプCに対応したという話があるが、それは充電器側のケーブル端子がタイプCになったというだけ
- UCBタイプCの端子とLightning端子は似ているけど違うので注意
- USB-C - USB-CケーブルはiPhoneには使えない
- 新しくLightning - USB-Cケーブルを買う場合は、充電器もUSBタイプCに対応したものを用意する必要がある
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