- 最近iPhoneの充電が遅い
- 「高速充電対応」って書いてある充電器にしても充電が遅い
- 特に80%から100%になるまでが凄い時間がかかる
- 充電速度を早くする方法はない?
・・・とお悩みのあなた!今回はiPhoneの充電が遅い原因と、iPhoneの充電速度を2倍にする裏技を紹介します。
iPhoneのバッテリーってゲームとかしてるとすぐ無くなっちゃいますよね。そんなとき充電に時間がかかるとイライラしませんか?この記事を読めば、そのイライラを解消できますよ。
iPhoneの充電が遅い原因4選
「最近iPhoneの充電速度が遅くなった」という場合は、以下の4つの原因が考えられます。
ながら充電
1つ目はiPhoneを操作しながら充電しているケースです。iPhoneを操作していると当然のことながら電力を消費します。充電して電力を供給したそばから電力を消費してたら、そりゃあ充電速度は遅くなりますよね。
それに充電しながらiPhoneを操作すると、バッテリーの劣化が早まります。なので、ながら充電っていうのはできるだけしない方がいいです。
電源が弱い
2つ目は電源の電力が弱いケースです。コンセントに直接接続している場合は問題ありませんが、タコ足配線で接続していたり、コンセントではなくPCなどに接続して充電している場合は電力が弱くて充電に時間がかかってしまいます。
ケーブルやアダプタの問題
3つ目はLightningケーブルや充電アダプタの問題です。非純正品の安いケーブルやアダプタは、Apple純正品に比べて性能が劣ります。
また、Apple純正品でも長く使っているとケーブルやアダプタが経年劣化して充電速度が遅くなることがあります。
バッテリーの劣化
4つ目はiPhoneのバッテリーの劣化です。iPhoneのバッテリーは充電すればするほど劣化していきます。より正確には充電回数を重ねるごとに劣化していくんです。
一応Appleの発表によると、フル充電を500回繰り返すとバッテリー容量が80%に劣化するという話です。毎日1回充電すると仮定すると、大体2年弱くらいでバッテリーが80%まで劣化する計算になります。
ただし、これはあくまで普通にiPhoneを使って充電していた場合の話です。充電しながらゲームするみたいな「ながら充電」をしていれば、さらにバッテリーの劣化は早まります。
iPhoneのバッテリーの状態は設定アプリから確認できます。設定アプリを開いて「バッテリー」を選択して、「バッテリーの状態」をタップしてください。するとバッテリーの最大容量とピークパフォーマンス性能が確認できます。
最大容量は文字通りバッテリーの最大容量です。初期状態だと100%ですが、バッテリーが劣化するとどんどん最大容量が減っていきます。例えば最大容量が70%の場合は、100%まで充電しても初期状態の70%分のバッテリーしかないということです。
ピークパフォーマンス性能というのは、バッテリーの最大瞬時給電能力(ピーク電力)のことです。iPhoneのバッテリー最大容量が減ると、バッテリーのピーク電力も少なくなります。ピーク電力が低下すると、バッテリー残量が少ない時にiPhoneが突然シャットダウンしたりします。そして、意図しないシャットダウンが起こると、iPhoneは自動的にパフォーマンスを落として、突然のシャットダウンを防ぐようになります。
最大容量とピークパフォーマンス性能が劣化していると、充電速度は遅くなります。
iPhoneの充電速度を2倍にする方法
上記の原因を踏まえて、iPhoneの充電速度を早くするための対策を3つ紹介します。
低電力モード・オフラインで充電
一つ目は充電中はiPhoneを操作しないようにすることです。これだけで充電速度をかなり早めることができます。
また、低電力モードにした状態で充電すればさらに充電効率が上がります。低電力モードとは、文字通り電力の消費を抑えるモードです。パフォーマンスが落ちる代わりにバッテリーの持ちが良くなります。消費電力が少なくなるので、充電効率も上がります。
低電力モードモードをオンにする手順を以下に示します。
- 設定アプリを開く
- 「バッテリー」をタップする
- 一番上の「低電力モード」のスイッチをオンにする
くわえて、機内モードにすると着信や通知も来なくなって電力消費を抑えられるので、さらに充電効率を高めることができます。
Apple純正のケーブルとアダプタを使用する
2つ目はApple純正品のLightningケーブルと充電アダプタの新品を使用することです。
Amazonとかを見てみると、「高速充電対応」と書かれた他社製のLightningケーブルや充電アダプタが多数販売されていますが、ぶっちゃけApple純正品の方が充電速度は早いです。それに高速充電って書いてあるだけで、アンペア数見たら全然高速充電じゃないこともザラにあります。
なので、基本的にLightningケーブルと充電アダプタはApple純正品を買った方が良いと思います。高いですけどね。
どうしてもお金を節約したい人は、非純正品を使用しても構いません。ただ、ちゃんと高速充電対応のケーブルとアダプタを揃えてください。ケーブルとアダプタの両方が高速充電に対応していないと高速充電できないので注意してください(片方だけじゃ意味ない)。おすすめのメーカーは「Anker」「Aioneus」「Rampow」などです。
あと、充電するときはコンセントに直接つなぎましょう。タコ足配線禁止です。
バッテリーを交換する
3つ目はiPhoneのバッテリーの交換です。iPhoneを2年以上使っている人はバッテリーが多少劣化しているので、バッテリーを交換するだけで充電速度が早くなりますよ。
特に設定アプリのバッテリーの画面で以下のようなメッセージが表示される場合は、早急にバッテリーを交換することをおすすめします。
出典:Appliv
バッテリー交換はApple Storeはもちろん、ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアショップでも対応してくれます。ただ、キャリアショップは交換費用が若干高いです。なのでバッテリー交換はApple Store・正規サービスプロバイダに持ち込むか、配送修理に出すことをおすすめします。
バッテリー交換にかかる時間・費用・手順に関しては以下の記事でめちゃくちゃ詳しく解説しているので、気になる人はチェックしてみてください。
まとめ
今回の内容をまとめます。
- 充電しながらSNS見たりゲームしていたりすると、充電速度が下がるうえ、iPhoneのバッテリーの劣化も早まる
- 充電するときはiPhoneは操作せず、低電力モードにしてオフラインにすると早く充電できる
- バッテリーが劣化するとバッテリーの最大容量はパフォーマンスが落ちるだけでなく、充電速度も遅くなる
- iPhoneを2年以上使用している人は、バッテリーを交換するだけで充電速度が上がる
- iPhoneを充電する時はコンセントに直接つなぐ。コンセントに直接繋がずにタコ足配線にしたり、PCにつないで充電していると時間がかかる。
- Amazonや電気屋でよく見かける他社製の高速充電対応のLightningケーブルや充電アダプタより、Apple純正品のLightningケーブルとアダプタの方が充電速度は早い。
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