iPhoneを使用していると、たまにですが、Wi-Fi接続なのに回線が重たいときがあります。
実際に僕自身も経験があります。
昨日まで安定して動画が見れてたのに、今日になってからというもの「動画が途中で音飛びする」等の通信が不安定になったことがありました。
以前まではスピーディーに使用できていたのに、その日にだけ回線がもっさりと重たいときって、思った以上にストレスが掛かりますよね。
そのときにiPhoneのWi-Fi接続を色々試してみて、改善してみたところ・・・僕の場合は直りました!
今回はそんな「iPhoneのWi-Fi接続がうまく繋がらない!」ってときの、改善方法について、まとめてみました。
iPhone WiFi 繋がらない2つの根本原因
iPhoneでWi-Fiが繋がらない理由は、大きく分けて2つの原因に分けることが出来ます。
- iPhone側の問題でWi-Fiが繋がらない。
- ネットワーク側の問題でWi-Fiに繋がらない。
この2つですね。
この2つの原因かどうかが分かれば、原因を特定しやすくなります。
では、どうやってiPhoneかネットワークかを識別するのか?というと。
識別方法は複数の端末でWi-Fiに繋がっているかどうかを調べれば解決できます。
例えば、家族や別の端末(別のiPhoneや携帯端末、iPadやPCなど)で確認して見て下さい。
もし別の端末でWi-Fiがつながっている場合は、あなた自身のiPhone側に問題が。
一方で他の端末も繋がらない場合は、ネットワーク側の問題を疑ってみて下さい。
Point家族や別の端末でチェックしてみて
- 自分のiPhoneだけが繋がらない場合はiPhone側の問題を
- 他の端末も繋がらない場合はネットワーク側の問題を
…それぞれ確認すること。
iPhone側に問題があってWi-Fiが繋がらない場合の対処法5つ
iPhone側に問題があってWi-Fiが繋がらない場合は、以下の5つの対処法があります。
- iPnoneが機内モードになっていないことを確認
- iPhoneの「Wi-Fi」をオン・オフ切り替え
- iPhoneを再起動
- iPhoneに登録されたWi-Fiのネットワーク設定を再設定
- 「iPhoneのネットワーク設定をリセット」を行う
iPnoneが機内モードになっていないことを確認
まずはiPhoneの機内モードが入っていないかどうかを調べてみましょう。
- コントロールセンターを表示
- 機内モードが入っていたら「オフ」にする
iPhoneの「Wi-Fi」をオン・オフ切り替え
iPhoneのWi-Fi部分を一旦オフにしてみて、再度オンにして接続できるかどうかを試してみましょう。
- コントロールセンターを表示
- Wi-Fiをオフにする
- Wi-Fiをオンにする
iPhoneを再起動
iPhoneの再起動は、Wi-Fiの接続が出来るようになる可能性が高いです。
特にプログラムが正常に作動しなかった場合に、再起動することで一旦リセットされて正常に戻るため、回復することがあります。
- スリープ/スリープ解除ボタンを長押し
- 「スライドで電源をオフ」をスライドする
- スリープ/スリープ解除ボタンを再度長押し
- Appleのロゴが表示されたら再起動完了。
iPhoneに登録されたWi-Fiのネットワーク設定を再設定
iPhoneのWi-Fiの項目から、接続するネットワークの名前が表示されているのに、接続しようとしても接続できない場合は、この方法を試してみて下さい。
(Wi-Fiルーターのパスワードをメモして控えておくこと。)
- 「設定」をタップ
- 「Wi-Fi」をタップ
- 「ネットワークを選択」の項目の中から接続したいネットワークを選択
- 「このネットワーク設定を削除」をタップ
先ほど控えておいたパスワードを入力し直し、再接続します。
「iPhoneのネットワーク設定をリセット」を行う
これに関しては、最後に行ったほうが良いです。
Wi-Fiネットワークだけでなく、モバイルデータ通信の設定やVPNなどの設定もリセットされて再設定する必要があるので注意。
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「リセット」をタップ
- 「ネットワークのリセット」をタップ
ネットワーク側の問題でWi-Fiが繋がらない場合の原因と対策
ネットワーク側の問題で接続できない場合は、以下の4つの原因(対処法)が考えられます。
- Wi-Fiルーターの通信範囲内にいるか確認する
- Wi-Fiルーターを再起動してみる
- Wi-Fiルーターを初期化する
- iPhoneのDNS設定を「8.8.8.8」に変更してみる
- 契約プロバイダーや回線の障害
それでは、詳しく説明していきます。
Wi-Fiルーターの通信範囲内にいるか確認する
まずはWi-Fiルーターの接続できる範囲内に居るかどうかを確認します。
特にWi-Fiルーターから距離が離れていると、当然ながら電波が弱くなりますので、接続が不安定になります。
Wi-Fiルーターを再起動してみる
無線LANルーターが不具合を起こしている場合、真っ先にやることは「ルーターの再起動」です。
Wi-Fiルーターを再起動すると改善する理由は2つほどあります。
Wi-Fiルーターの放熱
1つ目が、Wi-Fiルーターの放熱です。
Wi-Fiルーターを長時間使っていると、パソコンやiPhoneと同じで処理能力が低下していきます。
処理能力が低下することでWi-Fiの接続が悪くなったり、繋がらなくなることがあります。
これを再起動することによって放熱し、処理能力を回復させることが出来ます。
電波干渉の改善
2つ目が、電波干渉の改善です。
無線LANを使用することでPCやスマホなどの複数の端末での接続がメリットなのですが、複数の端末を接続してチャネルが重複すると、電波干渉を起こしやすくなります。
電波干渉を起こすと通信そのものが不安定になる可能性が高くなるため、再起動して接続し直すことでチャネルの振り分けを最適化して接続し直してくれることがあります。
これは余談なのですが・・・。
実際に僕自身も、前まで安定して動画が見れてたのですが「動画が途中で音飛びする」等の通信が不安定になったことがありました。
そのときにWi-Fiルーターを再起動したところ、直りました。
動画が音飛びしていたりしたときには、試してみてください!
Wi-Fiルーターを初期化する
Wi-Fiルーターの場合、基本はリセットで問題ありませんが、それでも改善しない場合は、ルーターの初期化を試してみて下さい。
再起動同様に、Wi-Fiルーターを初期化すると改善する場合があります。
ルーターの初期化は、ルーター自体の設定を工場出荷時の状態に戻すことです。
なのでルーター側で設定していた内容はリセットされるので、その点は注意して下さい。
不具合が出たときに試してみる程度で良い内容です。
iPhoneのDNS設定を「8.8.8.8」に変更してみる
DNS設定を「8.8.8.8」にすることで、GoogleのパブリックDNSを使用することが出来ます。
特にプロバイダー側がDNSの混雑や不調で通信速度が遅くなり、繋がらない可能性もあります。
そういったときにパブリックDNSを利用することで、改善する場合があります。
契約プロバイダーの工事による回線混雑
プロバイダーは利用するお客様が増えた際に、インターネットに繋がりやすくするために、増設工事を行うことがあります。
しかしこの増設工事が原因で、インターネットに接続し辛い、もしくは通信障害で接続できないときがあります。
これは当然頻度は少ないのですが、起こり得ることです。
Wi-Fiに繋がらない場合はiPhoneのモバイル通信を使用して、プロバイダーの公式サイトをチェックしてみて下さい。
契約プロバイダーに料金を支払い忘れている
うっかり契約しているプロバイダーに料金を支払い忘れていて契約更新をし忘れている場合は、当然ながら繋がらなくなります。
支払いを忘れていないか、もう一度チェックしてみましょう。
一時的に解消してもすぐにiPhoneのWi-Fi接続が繋がらない状態になる場合の理由
最後に、一時的に解消してもすぐにWi-Fiが繋がらなくなってしまう場合は、iPhoneか無線LANルーターのどちらかが故障している可能性が高いです。
この故障の原因特定も、最初にチェックした方法でiPhoneだけが接続障害を起こすようであればiPhone側を。
全員が繋がらなくなってしまう場合は無線LANルーター側を疑ってみて下さい。
まとめ
今回はiPhoneがWi-Fiに繋がらないときに試す方法について、説明しました。
思ったより長くなってしまいましたが、一つ一つの内容はすごく動作も少なくシンプルな内容なので、読みながら試してみて下さい。
この記事であなたのiPhoneとWi-Fiの接続が繋がるようになれば幸いです。
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